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命の連鎖

2018/ 08/ 06
                 
 今から5、6万年前に私の祖先がアフリカ大陸からの大規模な移動集団の一員となったとき、自分の血筋の者が現在の日本列島に住み着くとは考えてもいなかったに違いない。私にとって、彼が何世代前の祖先にあたるのか想像もつかないけれど、私は確実に彼の血をひきついでいる。

 私の父と母、父の父と母、母の父と母と5、6万年前まで祖先を遡る。何千人何万人もの私の祖先。彼らは確かに存在した。私に命を伝えた数多の祖先。命の伝達者。5、6万年の間には生死に関わる様ざまな試練があったに違いない。祖先がそれらの試練を乗り越えることができたからこその、現在の私。

 今存在していることに価値がある。

 今生きていることに価値がある。

 ホモサピエンスの出現まで祖先を遡ることができれば、祖先の数はもっとすごいものになるだろう。

 国内に目を転じ、日本列島が誕生してから数えても1万年の年月。その長年月、祖先の血筋が絶えることもなく、よくぞ私という存在が日本列島に現れたものだとほとほと感心する。1万年に渡る私の祖先の日本での生き方はどのようなものだったのだろうか。決して平穏な毎日ばかりではなかったはずだ。想像もつかない。だけど祖先は生き抜いた。そして現在の私。

 命ほど貴重なものはない。
 貴重な命の連鎖。

 貴重な「命の連鎖」。

 きょうは広島原爆の日。
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